『うまくいったやり方から捨てなさい』という本を読みました。
うまくいったやり方を捨てる、という、意外性のあるタイトルが気になって、読んでみたいと思いました。
あと、表紙のイラストがかわいいなあと思ったのも、読んでみようと思った理由です。
読みやすくて、面白い本でした。メモしたいこともたくさんあって、いくつか印象にのこったことを書いておこうと思います。
目次
状況はかわりつづける。発言に責任を持つ、に縛られないで。
人生には、いろいろなステージがあり、状況はかわりつづける。「一度言ったことに、責任を持つ」という言葉があるが、この言葉にしばられつづけるのはよくないと書かれてありました。
昔、大事だったものが、いまもずっと大事だとは限らないのだから。
今も大事なものはもちろんあるが、今は大事ではなくなったものもある。
発言がぶれるのも、時にはあり。前言撤回したっていい。かろやかに臨機応変に、柔軟にいきたいとおもいました。かろやかに、柔軟にいこうというのは、この本、全体を通しての感想でもあります。
「怖い」はGO、「嫌だ」はNG
「嫌だ」と思っていることはやらなくていいが、「怖い」と思っていることは、やってみたほうがいいという言葉です。「怖い」と思ったことに挑戦して、いい結果につながったことも紹介されていて、なるほど、いい言葉だなあと思いました。
「怖い」と「嫌だ」は似ているので、判断が難しそう…
「怖い」と「嫌だ」という気持ちって似ているので、自分が、「怖い」と思っているのか、「嫌だ」と思っているのか、判断するの難しくないかな?とも思いました。たとえばわたしは、話をするのが苦手だなと思っていますが、それは「怖い」から苦手なのか、「嫌だ」から苦手なのか、苦手の理由を探って、「怖い」か「嫌だ」かを判断していきたいと思いました。
「怖い」と思っていることにはぜひ挑戦したほうがいいと、筆者はおすすめしているので、きっと、自分が「怖い」と思っているのか、「嫌だ」と思っているのか、その気持ちに向き合うこと自体が、大事なことなんだなと思いました。
わたしは臆病なので、「怖い」ことになんでも挑戦しようというのは難しいですが、背中を押してくれる言葉になりました。
教わる人が大事。うまいひとに教わろう。最短距離ですすむ。
筆者のパチスロ時代の経験が書かれていました。パチスロで勝ち続ける人と負け続けている人の差について。知っているか、知らないか。なぜ知っているのか?教えてもらえたから。
教えてもらう人が大事で、うまいひとに教えてもらえば、最短距離で進むことができる。
自分がほしい結果をすてに出している人に教えてもらう。これが、何か成果をだそうと思ったときの第一優先事項。
「完璧主義」は失敗する。
「完璧主義」は、絶対うまくいかないからね~、と書いてありました。
失敗することも許容して、ガチガチになりすぎないように気を付けたいと思います。
完璧は、設定しても意味のない、「たどりつけないゴール」。完璧はありえないもの。肝に銘じます。
アウトプット大事だよ
最近、色々なところでよく聞く言葉のような気もしますが、この本でも、アウトプット絶対大事と書いてありました。
ということで、ここでアウトプットしています。ちゃんと実行します!インプットが膨らみすぎる、インプットでぶにならないようにしたいと思います。
いまはSNSもあるし、アウトプットできる場所が豊富だなと感じます。
著者は、メルマガでのアウトプットを日々実践しています。
わたしは、自分がどう思ったかの部分が苦手なので、そのあたりも意識してアウトプットする習慣をつけていきたいと思います。
人は「アウトプットした分」しかインプットできない。
アウトプットすることで、「自分への感度」を上げる
- 日々での出来事
- 自分がやってみたこと
- 他人がやっていること
それらを見て、
- 自分がどう感じたのか?
- 自分はどう思ったのか?
- 自分はうれしかったのか?
- 自分は悲しかったのか?
最後に
以上、『うまくいったやり方を捨てなさい』という本を読んで、印象にのこったことや、感じたことでした。
難しい言葉回しもなく、わかりやすい本でした。
この本が、読みやすいな~と思った理由は、著者の過去の気持ちや経験談が具体的にわかりやすく書かれているからだなと感じました。パチスロ時代のメンターに教わった話、飲食店経営の時にバリバリ自分も働く→人に任せるに変われた話、コンプレックスだった中卒という経歴が、ある話を聞いた時に解消された話など・・・。
上記はわたしの感想ですが、実際に読んでみるとわたしとはまた違う感想を持ったり、別の箇所が印象的かもしれないので、興味のある方は、読んでみてください。