『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』を読みました。2015年に発売された書籍です。
実践しやすい内容で、とてもわかりやすかったです。
書いてあることを実践しながら、丁寧に読んだので、読了するために必要な時間は4時間くらいでした。
わたしがどうしてこの本を読もうと思ったのか、実践していきたい内容などについて書いていきます。
目次
この本を手に取った理由と、目的
「紙1枚」にまとめる技術という言葉に惹かれました。 さらに、トヨタで学んだという点で、より興味がわきました。 以前、トヨタの片付けの本を読んだことがありますが、その本も面白かったので、この本にも期待が湧きました。(片づけの本は、最後にリンクを付けておきます)
表紙にある「思考整理法」を身に付けて、今後、考え方が上手になったらうれしいな、ヒントを得られるといいなと思いました。
この本の内容、学んだこと
まとまった考えを上手に伝えられる書類は、一人歩きをする可能性がある
細部まで磨き上げた書類を作成すると、1枚の紙が一人歩きする。
という一文に、わくわくしました。
この本では、1枚の紙にまとめるために、どのように考えをまとめ、どのようなかたちでつくるかが紹介されていました。
3色のペンで、「エクセル1」と「ロジック3」
「エクセル1」と「ロジック3」という名付けられたやり方が紹介されています。どちらも、シンプルで簡単です。特に、「エクセル1」は、わかりやすく、チャレンジしやすいです。
緑のペンで枠組みをつくり、青のペンでキーワードを埋める。そして赤ペンで、考えをまとめていく。
実際にやってみましたが、頭で考えるよりも、書き出したほうが確かに視覚的にもわかってすっきりするし、書き出す方法にルールがあることで、取り組みやすいし見やすいです。
空白のフレームを用意することのメリット
伝えるための1枚の書類には、タイトルとフレームを用意することが大事だと紹介されています。
タイトルと空白のフレームを用意しておけば、解決すべき議題が明確になるし、空白を埋めてできあがったときも、あとからそのまま見れば、内容が理解できるようになっている。
なるほど!と感じました。
この本を読んで、実践したいこと
この本で紹介されていた、3色のペンを使って、頭の中を整理し考えをまとめる動作を、実践したいです。
本を読むときにも、やってみながら読みましたが、簡単に取り入れられる動作でした。
こうやって、本の感想を書きたいなというときにも、つかえる方法でした。(やってみました)
筆者は紙とペンを推奨していますが、わたしは、iPadのノートアプリで、ペンでやってみました。
どんなひとにおすすめ?この本をおすすめしたいひと
おそらくこの本はビジネス書なんだと思いますが、仕事にも暮らしにも役立つ内容だと感じました。
伝えることが苦手な人、自己紹介でなにを言ったらいいかわからない人
「あなたの話はわかりにくい」と言われたことがあったり、「伝えることが苦手」だと感じている人。
わたしは図星です。
この本で紹介されている考え方を整理する動作をやれば、今より上手になれるかもしれない。という希望をわたしは持っています。がんばりましょう・・・!
文中に、自己紹介を例題にした箇所があります。自己紹介や、面接対策のヒントにもなると感じました。
ビジネスマン
実際に、トヨタのミーティング等を例にだしています。著者の方も、仕事で役に立たせてきたやり方です。
紙とペンが好きな人、ノート術が好きな人
わたしです。
紙とペン、ノート術にキュンとくるひとは、やってみようという行動力がすぐにわくとおもいます。難しくないというところがポイント!
関連リンク
『トヨタで学んだ「紙1枚!」にまとめる技術』
この本を読みました!
著者サイト
『トヨタの片付け』
以前読んだ、トヨタの片付けの本